地域医療の支えになっています。

臨床の現場との繋がりが感じられる

当院は上天草市龍ヶ岳町に位置し、上天草市唯一の急性期病院です。熊本市から遠方に位置している僻地医療拠点病院であることもあり放射線科のドクターがおらず、１名体制の診療科が多く、臨床医によるシングル読影が課題となっていました。そこで、読影のダブルチェックができないことを解決する目的で遠隔画像診断を導入しました。

遠隔導入当初は他社で読影を委託していましたが所見内容が乏しい、診断精度に疑問が残るレポートがあるなどの不満があり遠隔事業者を変更することとなり、ワイズ・リーディングに委託することになった経緯があります。

ワイズ・リーディングによる遠隔画像診断の効果として、専門医の意見を聞くことができる、ということが挙げられます。鑑別診断や次の処置の提案などは助かっており、緊急性が高い偶発的な所見があれば当院に連絡頂ける点も助かっています。またレポートを返して終わりではなく、コメント機能で質問することができる点は頻繁に活用させてもらっています。常勤医、非常勤医とディスカッションができることは大きいです。臨床医の中には積極的に意見交換を求められる医師もおり、臨床の現場との繋がりが感じられ、地域医療の支えとなっていることを日々感じています。

当院の特色

当院は上天草地域の地域医療の拠点病院であり、健康管理センター・老人保健施設・訪問看護ステーション・在宅介護支援センター・居宅介護支援センター・歯科保健センター・看護専門学校を併設しており、疾病予防・急性期治療・回復期医療・慢性期療養医療・在宅医療・介護支援までの上天草地域の地域包括ケアの中心的な役割を担っております。また、松島町国保診療所も運営しており、地域に密着した地域医療を地域住民に提供できる医療機関であると思っております。

画像検査においてはモダリティ装置が充実しており、予約なしでも検査が出来、あまりお待たせせずに検査が可能です。マンモグラフィ健診、住民健診、人間ドックなども請け負っております。