読影品質向上ガイドラインを策定しました

読影品質向上ガイドラインを策定しました

このたび「読影品質向上ガイドライン・ルールブック」を策定いたしましたのでご案内申し上げます。

 

■策定の背景

当社は「日本で最も品質を追求する遠隔画像診断」を掲げ、全国の医療機関に向けて高精度な画像診断サービスを提供してまいりました。

近年、サービス導入施設や契約医師の拡大に伴い、レポートのスタイルや運用ルールを標準化する必要性が高まっております。

このような状況を受け、読影医の先生方とともに、さらなる品質向上と円滑な業務運用を実現するためにガイドラインを策定いたしました。

 

■ガイドラインの目的

本ガイドラインは、下記を目的として策定しております。

 

1.読影品質の向上 ― 臨床に直結する精度の高いレポートを安定的に提供すること

2.業務の円滑化 ― 共通ルールに基づく効率的な運用体制を確立すること

3.医療機関との信頼関係の強化 ― 偶発所見への配慮や緊急時の迅速対応を徹底すること

 

■主な取り組み内容

・ダブルチェック体制:放射線診断専門医による読影と診療放射線技師・専門スタッフの校正を組み合わせた確認プロセス

・診断精度の向上:臨床情報の反映、過去画像の比較明記、撮影範囲全体の確認

・参照性の改善:キー画像の厳選と統一ルールによるわかりやすいレポート

・迅速対応:読影開始から完了までのスピーディな運用と、緊急所見時の即時連絡体制

 

これらを徹底することで、医療現場で即戦力となる「分かりやすく信頼性の高いレポート」を安定的にお届けいたします。

 

■今後に向けて

私たちは、このガイドラインを運用することで、さらなる品質の追求と医療機関との信頼強化を進めてまいります。

今後とも、患者様と医療機関の皆様に安心してご利用いただける遠隔画像診断サービスを提供できるよう、一層努力を重ねてまいります。