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2022.07.21

第76回 外部講師による勉強会について

テレラジオロジーグループでは、月に2、3回ほど外部から放射線科医をお招きし、勉強会を開催しています。

画像や解剖学についての理解を深めるために、もし自分が当直だった時に遭遇したらどういう対応をすればいいのかを考えながら、時に自分で画像を動かして医学生の皆さんは参加しています!
私たち社員も勉強のため参加させていただいています。

今回のテーマは

①【肩MRIについて

②【ADC値】について

講義をしていただきました。

肩MRIは解剖と画像での見え方をしっかりと理解をしておく必要があります。
今回は基礎的な部分をメインでレクチャーいただきました!

1.肩MRIを見るPOINTについて

① 断 裂 し や す い 筋 肉

順場は、棘上筋>棘下筋>肩甲下筋>小円筋

②どの撮像方法を主にみるべきか?

T1WI (Coronal)
T2WI(Coronal、 Axial、 Sagittal)←特に注意して見るべき撮像方法です。理由としては棘上筋腱の断裂を見つけやすいため。
T2*WI (Axial):関節唇をみるため
T2WIFS(脂肪抑制)/STIR(反転させて脂肪が0になったときに撮像する(Coronal)

③FatSat、STIRについて

FatSatはアーチファクトには強いが画質があまり良くない事も多く
逆にSTIRはアーチファクトには弱いが、画質は見やすい

【肩の解剖図】

出典元(https://xn--o1qq22cjlllou16giuj.jp/archives/11687)

 

2.ADC値とは??

ADC値とは=Apparent Diffusion Coefficientの略です。

見かけの拡散係数(グラフの傾き)の事で、b値が上がると水は0へと近づいていきますが、

悪性腫瘍は数値が変わらない為、その数値を判断基準に悪性腫瘍の発見等に使われています。

下記図がADC値のイメージ図です。

 

【b値による画像(画質)の影響について】

 

以上、今回は「肩MRIとADC値について」でした。

今度投稿する「第79回勉強会」の内容で今回の内容をより詳しくお伝えできればと思います!

今後も多くの学生さんにもご参加いただき、画像診断の魅力を伝えていければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

投稿者 土田

 

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