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第181回:画像診断塾を開催しました。

2022年2月19日(土)15時~18時、ワイズ・リーディングにて、第181回目となる画像診断塾を開催しました。
ワイズ・リーディングでは、毎月1回のペースで、「画像診断を学びたい!」、「多くの症例画像を見たい!」という意欲のある医学部生向けに、代表の中山と参加者によるディスカッション形式で、無償で画像診断塾を開催しています。
2022年2回目の画像診断塾を、2月19日(土)15時~18時・ワイズ・リーディング本社にて開催いたしました。
今回はZOOM参加を含め、合計12名との多くの方にご参加いただきました。
前回から「画像診断力を身に着けよう!」というテーマで、二部構成で講義や症例検討のディスカッション形式で行ってます。
第1部の読影力の基礎では「副腎」について。画像的な見方での基本を押さえておけば9割大丈夫!!という内容で講義が行われました。
では、早速講義の内容をご紹介いたします。
第1部:副腎について
初めに「副腎の画像解剖の解説」ということで、正常解剖について講義がありました。
副腎は画像で見ると他の臓器に比べて小さな臓器のため、意識して見る事が大事だという事を改めて感じました。
次に、副腎疾患の診断のポイントという事で、
・副腎癌
・悪性リンパ腫
・副腎過形成
・Cushing症候群
・AIMAH
・非機能性腺腫
・原発性アルドステロン症
・神経節細胞腫
・神経芽細胞腫
・骨髄脂肪腫
・副腎血腫
・血管腫
・褐色細胞腫
・副腎性器症候群
・副腎嚢胞
と15もの疾患の特徴や、CT・造影CT・MRI・シンチグラフィではどのように見えるのか、大きさの特徴等、画像を見ながら一つ一つ細かく解説があり、私自身も初めて聞くような疾患もあり、非常に勉強になりました。
第2部の症例検討で紹介された症例は、以下の3症例です。
- 症例 1:褐色細胞腫
- 症例 2:腹痛の原因精査
- 症例 3:Ai
症例2の腹痛の原因精査では、「回腸との区別がつきにくく見落としがちだけど、見落としてはいけない虫垂炎」の症例で、虫垂を見つけるためのポイントについて解説がありました。
他の症例については、ぜひ下記のURLからオンラインサロンにお申込みいただき、ご覧ください!
Y’s Radiation-clubの申し込みはこちらから!
開催後のアンケートでは、
- これまであまり副腎の画像診断について集中的に学習したことがなく、副腎疾患を系統的に見ることもなかったので、フローチャート形式で整理して頭に入れることができ、大変勉強になりました。
- 副腎腫瘍の画像の見る方法や鑑別の挙げ方が非常に分かり易く、大変勉強になりました。
- 悪性リンパ腫の画像の見方が分からなかったので、今回知ることができて良かったです。
- 副腎について網羅的に勉強できたので、非常にためになり、特にAIMAHは知らなかったので、今回参加できてよかったです。後半の虫垂炎などの症例も学びになりました。次回も参加したいです。
などの多くのご感想を頂きました。
★次回の画像診断塾は3月19日(土)15時~来社、および、ZOOMで開催予定です。
参加を希望される方は、当社の個人情報保護方針に同意頂いた上、以下のフォームよりお申し込みください。
お申し込み後、こちらからメールにて詳細をお送りさせていただきます。
皆さまのご参加をお待ちしております!
投稿者:shiraishi
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