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2021.09.21

「現代語訳 論語と算盤」

私が参加させていただいているセミナーでの今月の課題図書:
著者:渋沢栄一さんの「現代語訳 論語と算盤」を読みました。

2024年に20年ぶりに刷新されることになった、新紙幣。一万円札は40年ぶりの刷新です。
そんな新1万円札の顔であり、「論語と算盤」の著者である渋沢栄一さんは、明治・大正期に活躍した日本の実業家、財界指導者で、合本主義を説き、道徳経済合一説の理念を打ち出した方です。
数多くの企業の設立に関わり、「日本の資本主義の父」としても有名です。渋沢栄一さんは、自分だけが儲けることをせず、社会のため・公益のために考え、行動を起こしました。
私利私欲で利益を独占することを嫌い、日本の社会全体の利益を重視し、発展していくことを目指した人物と言われています。

「論語と算盤」

この本は明治時代の後期に書かれ、当時の日本は文明開化によって、道徳心より利益追求を優先する情勢にあったため、危機感を抱いた渋沢栄一さんが、孔子が説いた道徳「論語」と、資本主義による利益追求「算盤」の両方が大切だと説いた本を現代語訳にして書かれています。

武士道の道徳、競争の道徳、人格を磨くことの大切さなど、人間が社会で生きていく上で重要なことがたくさん書かれています。
個人的には『「忠・信・孝弟」を重視し、「仁」という最高の道徳を身に着ける』ことの重要性が印象的でした。

私がまだ学生時代に読んだ本の中の一文で、ずっと心に残っている言葉があります。(なんの本だったかは忘れてしまったのですが・・・)

「子ども怒鳴るな来た道だ、年寄り笑うな行く道だ。」

私の子育ての、そして人生の指針の一つの言葉ですが、今回「論語と算盤」を読んで、改めて、道徳が社会の基礎になければ、よい社会には発展しないということを学びました。

現在、2030年までに世界が取り組むべき17の目標としてSDGsが掲げられています。
道徳を基盤とする社会設計や調和という基準があらためて注目されている中、よりよい社会のために、自分がどう行動するべきか、何ができるのか、考えながら生活していきたいと思います。

次回は11月、課題図書は、「0秒経営 組織の機動力を限界まで高める「超高速PDCA」の回し方」です。
こちらも少しずつ読み進めていきたいと思います。

投稿者:うえの