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第177回:画像診断塾を開催しました!

9月25日(土)15時-18時、ワイズ・リーディング本社にて、第177回目となる画像診断塾を開催しました。
ワイズ・リーディングでは、「画像診断を学びたい!」、「多くの症例画像を見たい!」という意欲のある医学部生向けに、毎月1回のペースで画像診断塾を無償で開催しています。
毎回10症例ほどを、代表の中山と参加者がディスカッション形式で行っています。
9月25日(土)15時-18時、ワイズ・リーディング本社にて、第177回目となる画像診断塾を開催しました。
前日:準備の様子
今回はZOOM参加も含め、初参加の1名を含む医学部生 12名、診療放射線技師 3名、合計 15名の皆さまにご参加いただきました。
医学部生は1年生~6年生まで、幅広い学年の皆さまにご参加いただきました!
開始前に、撮影を行っていますが…なんの撮影かはまたのお楽しみに!
今回紹介された症例は以下の7症例です。
- 脊髄空洞症
- 胸部大動脈解離+心タンポナーデ
- 症例をさがせ!
- 急性虫垂炎
- 多発するリンパ節病変:壊死性リンパ節腫大(転移、結核など含む)
- くも膜下出血 vs pseudo-SAH
- 頭部腫瘍
2.の「胸部大動脈解離+心タンポナーデ」の症例でのTake-home messageは、「Hyperdense armored heart!(高吸収陰影で武装した心)」。
(フレーズがとてもかっこよかったので、ブログで紹介しました。)
3.の「症例をさがせ!」では、どこに腫瘍があるか、情報が何もない状態で画像を見てみました。中山から与えられたヒントは「7センチの腫瘍を画像から探し出す」ことのみ!
会場に来社した医学部生12名がなかなか探すことができず、代表の中山がいつも以上に楽しんで、「見えども見えず」の今回の症例の解説をしていました。
ちなみに診断は、「盲腸癌+急性虫垂炎、肝転移」。回盲部の腫瘍が答えです。
その時の様子
開催後のアンケートでは、
- 画像を読む際に、ただ診断をつけたり、治療方針を決めたりするだけではなく、その人に起きているストーリーに思いをはせることの大切さを学びました。
- 珍しい症例もみることができたのがよかったですが、虫垂炎や癌というcommon diseaseもなかなか見つけられなかったので、改めて大切さを学べました。
- 妊婦さんの症例では色々と考えさせられました。
などの多くのご感想を頂きました。
初めて参加いただいた方も含め、お忙しい中ご参加いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
次回は10月30日(土)15時~来社、および、ZOOMで開催予定です。
参加を希望される方は、当社の個人情報保護方針に同意頂いた上、以下のフォームよりお申し込みください。
お申し込み後、こちらからメールにて詳細をお送りさせていただきます。
皆さまのご参加をお待ちしております!
ワイズ・リーディング 遠隔画像診断サービスについてはこちら!
投稿者:うえの
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