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2020.10.16

【第8回】外部講師による勉強会~回盲部の炎症ついて~

遠隔画像診断事業部:テレラジオロジーグループでは、レポート品質向上のため、定期的に勉強会を開催しています。
勉強会の一つに、外部から放射線科医をお招きして、月に2,3回ほど画像や解剖学について講義をしていただいています。

毎回症例を事前に提示して頂いて、自分なりのメイン所見、診断、対処方法を予習して勉強会に臨みます。

今回は回盲部の炎症について

右下腹部痛の鑑別として、挙げられる疾患でメジャーなものとして、
・虫垂炎
・憩室炎
が挙げられました。
第3回の虫垂炎の勉強会の際に、虫垂の同定の仕方をご教示いただき、今回は復習も兼ねて再度講義していただきました。

憩室炎は、憩室(腸管から連続)に糞石が詰まり、炎症や感染が起きた状態のことで、画像上は、
・脂肪織濃度上昇
・憩室内の糞石
・虫垂が腫大していない
ときに憩室炎を疑うとのことでした。

また、回盲部で炎症が起こりやすい疾患の鑑別として、
・カンピロバクター(回腸末端炎)
・炎症性腸疾患(クローン病や大腸炎など)
が挙がることも教えていただきました。

憩室炎でfree airや膿瘍が形成されている際は手術適応になり、膿瘍を疑う場合は造影で精査し、造影でring enhancementがあれば膿瘍形成と判断されるとのことでした。
腸重積との鑑別方法やカンピロバクターについてなど、色々な疾患の症例を交えてご講義頂き、画像の奥深さを改めて学ぶことができました。
引き続き、幅広い知識を吸収できるように学んでいきたいと思います。

投稿者:うえの

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