第2回みらいクラブ開催報告

第2回みらいクラブ開催報告
3月22日、SOCKET IoMT/AI Lab Kumamotoにて、
第2回みらいクラブを開催しました!
医療従事者、ヘルスケア関係者、ITエンジニア、医学生や高専生を中心に、
年度末の忙しい時期ではありましたが、総勢40名の方にご参加いただきました。

はじめに、九州ヘルスケア産業推進協議会 高田様より、ご挨拶いただきました。

弊社代表取締役 中山善晴社長より
「医療ベンチャーが作る未来」についての講演

現状の課題を解決・改善するためには、具体的な目標や夢と、支える人が必要。

人をつなぐためにも、ニーズとシーズが出会う場が必要。と、
「みらいクラブ」や「SOCKET」を作るに至った経緯についてもお話しいただきました。
一人ひとりが自分の夢やアイデア、考えをアピールする場、意見交換の場など、
「みらいクラブ」の今後についても、大きな可能性が感じられました。
熊本大学法学部公共政策学科3年 金築敬晃氏より
「IT×〇〇の時代へ-グローバルマーケットの中で生きていく-」

ご自身の経験から、起業の魅力と実際についてお話しいただきました。
何より金築さんの行動力と実行力に驚かされましたが、
あらゆる物事のグローバル化が進む中で、より広い視野を持つこと、
自力でお金を生み出すビジネス感覚を持つことの意義についても考えさせられました。
株式会社リバネス地域開発事業部 戸金悠氏より
「『熱』と研究が世界を変える」

「研究」の課題である「実用化」や「雇用や利益を生み出す」ことについて、

実際に取り組まれている事業や活動の内容をお話しいただきました。
大学発ベンチャーが生まれ続ける仕組みの模索など、
若者を地域に根付かせる=県の力を高める
といった地方の課題にも積極的に取り組まれています。
自分の好きなことをただ研究するのではなく、
誰かのために、本気で世界を変えるという熱に心を打たれました。
トークセッション・質疑応答では、
九州ヘルスケア産業推進協議会の大塚様にモデレータを務めていただきました。

何か新しいことを始める時に大切なのは、
自分たちの目標やビジョンを明確にして、相手に伝わるプレゼンテーションができるか。
という考え方は、起業など大きな事業でなくとも、
私たちの日々の業務の中でもとても重要なことだと感じました。

どの講演者の方も情熱をもって取り組んでいることについてお話しされ、
参加者の方々にもその熱い思いが十二分に伝わっていたようです。
ただ「起業する」「事業を起こす」だけでは上手くいかず、
まずはニーズや目的を明確にすることで、周囲の理解や賛同も得やすくなること。
一人の力ではなく、他者との繋がりや支え合いがあることで、
世界がより良く変わっていくのだということを改めて感じる3時間でした。
医療×○○、IT×○○、研究×○○など、
今後も「みらいクラブ」が人と人をつなぐ場として
意味を持っていくことを期待します。
参加者からのアンケートでは、
「普段の生活とは違うベクトルの知見が得られた」
「色んなことにアンテナを張って視野を広げることの大切さを感じた」
「自分も様々なチャレンジに目を向けていきたい」
といった前向きな意見が聞かれました。
また、次回以降の開催についても、アンケートにご回答いただいた方のすべてが
「継続的に参加したい」または「次回開催の案内がほしい」と答えられました。
「想像以上に刺激を受けた」といった声が特に多く聞かれ、
イベント終了後も、みなさん積極的に意見を交わされていました。
今後も定期的に開催予定ですので、皆様のご参加をお待ちしております!
(文責:山中)

懇親会も盛会でした!
(盛り上がりすぎて、写真を取り損ねました・・・)