第8回Y’sプログラミング教室報告

第8回Y’sプログラミング教室報告

第8回Y’sプログラミング教室を開催しました!

ワイズ・リーディングでは、地域活性化として2015年からプログラミングワークショップを開催してきました。
昨今注目を集める子どもたちへのプログラミング教育ですが、ワイズ・リーディングでは、指導者不足への対応が急務と考え、まずは周囲の大人たち(教育関係者、保護者など)が理解を深める場として、月に1度のY’sプログラミング教室を開催しています。

ご報告が遅くなりましたが、
第8回Y’sプログラミング教室を開催しました!

今回は4名の大人+3名のキッズで「Viscuit」を体験しました。

Viscuitは、2003年にNTTの研究で開発された「誰でもプログラミングを体験してコンピュータの本質が理解できる」をコンセプトとしたビジュアルプログラミング言語です。
公式サイト:https://www.viscuit.com/

使い方をざっくり言うと、
1. コンピュータの中に絵を描く
2. 描いた絵が「ちょっとだけ未来」にどう動くか設定する
といった具合です。読み書きができない年齢のお子さんでも簡単に操作することができます。

公式サイトにはVisuitを使った授業例も紹介されており、
子どもたちへ指導する側の視点での資料も提供されています。

今回は公式サイトの授業例に沿って操作方法をマスターし、
その後30分ほど各自で作品を作ってみました。

タコの絵を描いて動かす練習

 

もくもくと製作中

作った作品は公式サーバに保管されるため、
他の人と作品を共有したりすることもできます。

初参加の4歳と6歳の姉妹。
普段はあまりコンピュータに触っていないとのことでしたが、可愛らしい水族館を作ってくれました!

こちらは花見の様子を作られていました。
桜が徐々に咲き始め、歩く人々。
面白いのは、互いにシングルの男女が出会うとカップルになって歩き出すよう作られていました!

最後に今回の感想や教材としてのViscuitの活用について意見交換を行いました。
[出てきた意見]
・小さな子にも使える。初めてでも取り組みやすい。
・活用することで時間的な変化についてわかりやすく説明できる(授業例の感染症シミュレーションはわかりやすかった)
・絵で表現した方が理解し易い子に対しとても有効。発達障害のある子どもなど、理解度の差を埋められそう。

1年間実施してきたY’sプログラミング教室。
これまで30名弱の大人の皆さまにご参加いただきました。
来年度もこの活動は継続していきたいと考えております。次回開催をお楽しみに!

さて、プログラミング教育への注目が高まる中、
3月10日(土)に特定非営利活動法人くまもとLRネット主催による市民塾サロンに登壇させていただきます。
ご興味のある方はこちらも是非ご参加ください。

「市民塾サロン2018 1st:プログラミング教育とこれからのICT人材育成」

・日時:3月10日(土) 15:00〜18:30
・場所:NTT西日本 桜町ビル1階 スマートひかりスクウェアくまもと(熊本市中央区桜町3-1)
・主催:特定非営利活動法人くまもとLRネット
・詳細:https://atnd.org/events/95080

投稿者:なべ